実績紹介TRACK RECORD

2019年12月20日

【雨センサ】実績紹介 吉永いちご農園様

雨センサ

  • センサ名:雨センサ AKI-1805 ガラエポ
    種  類:いちご
    場  所:熊本県

    雨センサ AKI-1805 ガラエポ

  • 設置内容
    設置:ビニールハウス上部
    概要:ハウス内温度を検出してハウス谷部分を開閉することで自動換気するシステム。
    KARACRIXを利用。
    目的:時期や時間帯に応じて温度管理をすることでイチゴの品質と収量を上げる

吉永いちご農園様

吉永いちご農園様は熊本県にある いちご農園様です。
農家さんでありながら、ハウス出入口付近に、車庫兼倉庫兼事務所のような場所を作っていますが、そこに、パソコンで制御するハウス換気システムを自作されていて、そこに付属するセンサーとして、雨センサーとして使用されています。
雨センサの設置場所はパソコンのそば、屋外で高さ2m位の所に設置されています。

KARACRIXを使用したシステム

システムで使用しているKARACRIX は、LAN や インターネット(IoT) を使って、 思い通りにモノを監視したり、自動制御するための ハードウエア、ソフトウエア ツール です。
工場、農場をお持ちの方はその効率的な監視と生産性向上、 ビル・プラントなどの効率的な管理や科学工学実験への応用、 さらに自宅の快適性を求めた仕掛け作りまで、総合システム構築に必要な基幹となるハード&ソフト類は供に一式揃っています。

エスアイ創房 KARACRIX

進化し続けるシステム

第1弾のシステムは2008年当時の物で、メカニカルな部分にトラブルが出やすいリスキーな物でした。
手動の巻上げ機を4台連結し、モーター駆動するもので、上限下限のリミットスイッチも手作りでした。
それでも2015年までの8年間、なくてはならない存在として、しっかり働いてくれました。

2016年に、ビニールの巻上げを単独モーターで駆動する方式に変更、谷部分に8台、サイドに2台、合計10台のモーターで運用しています。
これに伴い、モーター用の制御盤を追加しました。

初期のシステムと違い、リスキーな部分がなくなり、トラブルが殆どありません。
しかも、単独モーター式なので、ハウスの頂上部分までフルオープンできます。
台風などの時も、ビニールを剥がすことなく、フルオープンして、台風通過後降ろせば良いので助かります。
現在の単独モーター式は、私とエスアイ創房との合作のような物です。
モーター選定や制御盤の設計開発はエスアイ創房で行い、私の所で実機を使ったスクラップ&ビルドを行い、製品レベルに仕上げました。

制御の心臓部であるPCと入出力IO装置は、OSのバージョンや制御ソフトは、それなりの変更をしていますが、基本同じものを使用しています。

システムができるまで

添付先URLのWEBページ「エスアイ創房」とは2007年からの付き合いで、PCに温度センサーを取り付けるための方法をネットを通じて探していたところ、エスアイ創房のKARACRIXにたどり着き、メールにてやり取りを始めました。
作業を進めて行くと、KARACRIXを利用すれば、温度を測るだけでなく、雨センサーを繋いで、モーターコントロールすれば自動換気を手作りできると確信し、試行錯誤しながら初期のシステムを完成させました。
この当時、雨センサーもネットで検索し御社にたどり着き、メールにてやり取りし、1個購入しました。

園主様&写真いろいろ

向かって右側がシステムを作成された吉永様で、左側がエスアイ創房の社長である高柳様とのことです。(2010年に稼働中のシステムを見学に来られたとのこと)

実際に作成したシステム、詳細については 下記からご覧ください。

ビニールハウス換気システム 第1弾

ビニールハウス換気システム 第2弾

実績紹介の掲載にあたり記事の確認をお願いしましたら、写真をいっぱい送ってくれましたので、せっかくですので全部掲載しちゃいました。
自社センサ初回掲載 ということもあり、たくさんのことを教えていただき、ありがとうございました。
そのうちぜひ、お伺いしたいです!でっかいイチゴ、食べたいです!

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