2017年07月28日
【クロップナビ】長野県の信州ワインバレー クロップナビ10台を納入
クロップナビ
H29.7.21からH29.7.26の4日間で 10台のクロップナビを納品しました。
長野県では、ワイン用ぶどうの生産拡大やワイン振興を通じ、さまざまな産業を有機的に結びつけ、地域全体の活性化を目指す 『信州ワインバレー構想』を策定しています。
今回のクロップナビの納品は、長野県の信州ワインバレー構想の一環でぶどう畑に観測装置を設置して気象情報を計測し、生産者から集めた生育や病気の発生状況と合わせて分析することで最適な収穫時期や病気の予防策を生産者に提供することで生産量で日本一の醸造用ぶどうの品質向上と安定生産を目指す事業の一環です。
この事業は3年間の予定で、H29年度に10台、H30年度に10台、H31年度に10台 合計30台のクロップナビを設置予定です。
クロップナビで観測されたデータはこちらから見ることができます。
長野県とワインぶどう・信州ワインバレー構想について
農林水産省の「2014年産特産果樹生産動態等調査(最新)」によると、ワイン用ぶどう生産量は、長野県が6276トンで第1位。2位の山梨県(3365トン)を大きく引き離しています。
長野県はブドウ栽培とワイン醸造を次世代産業の中核のひとつと位置づけており、「信州ワインバレー構想」の名のもとに県内を4つのブロック(ワインバレー)に分け、それぞれが地域の特徴を生かしてワイン産業の振興をはかる取り組みをおこなっています。
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワール、シャルドネなどの欧州系ぶどう品種のほか、ヤマ・ソービニヨン、ヤマブドウなどの固有種、ナイアガラやコンコードなどのアメリカ系品種など、立地と気候に合わせたさまざまなぶどう品種が栽培されています。