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2019年05月14日

【土壌水分計・土壌水分センサ】埋め方

クロップナビ

2019.4月に土壌水分計の埋め方を、土壌水分計のメーカーさんに教えていただきました。
土壌水分計は土中に含まれる水分の量を計測する機器です。
クロップナビにはロガーで記録させるタイプのセンサはすべて接続可能、基本的な土壌水分センサの設置方法は同じですので、参考にしてください。

ポイントは水

土壌水分計は土壌とセンサの密着度合いによって、水分の計測の精度が変わります。
また、繊細なセンサのため、石や土などで傷つけないように設置します。

簡単な手順になりますが
・まず埋める位置の土を掘ります。上部は最後にかぶせるので、別にしておきます。
(土壌の状態がなるべく変わらないように、土壌をブロック状に切り出していく方法もあります。)
・決められた深さの穴を彫り、センサを設置します。
・その上から掘り出した土をふるいをかけてかぶせ、水をかけます。その作業を繰り返します。
・最後に掘り出したときに上部にあった部分を戻します。

今回の一番のポイントは 水です。
水を使うことで土壌とセンサの密着度合いを上げることで、精度が出るようにします。

なお、センサのデータは設置当日は100%近い値になっていると思います。
設置後数日間すると、落ち着いてくるので、データを使用することができるようになります。

       

 

あと、間違えて踏んづけてしまわないよう、土が固定するまでは 印をつけておいたほうが安全かもしれません。
(この写真は違う圃場の写真ですが、ダンポールを使用しました)

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