コラムCOLUMN

2026年06月02日

作物栽培支援装置 クロップナビで計測する実測値で、いもち病の感染条件をとらえる。アスザック株式会社

クロップナビ

クロップナビ × いもち病予察

推定値ではなく実測値で、
いもち病の感染条件を
とらえる。

BLASTAM理論はアメダスの降水量・日照・風速から葉濡れ時間を「推定」するモデル。クロップナビは葉濡れセンサで「実測」し、気温と組み合わせて感染条件を直接判定します。圃場のリアルな濡れデータが、防除タイミングの精度を変えます。

BLASTAM 実装
葉濡れ センサ実測
圃場ピンポイント 気温観測

クロップナビによるいもち病予察

ISSUE

BLASTAMだけでは届かない、
現場のリアル

BLASTAMはいもち病予察に広く使われる理論ですが、観測点が遠い・中山間地で標高差が大きい長野のような地域では、推定値と実測値のズレが大きな課題でした。

課題従来の予察でよくある悩み

  • アメダスの観測地点が圃場から離れていて、気象条件が一致しない
  • 中山間地と平野部で気温差が大きく、推定値の信頼性が下がる
  • 葉濡れ時間が推定であり、感染条件の判定精度に限界がある
  • 防除のタイミングが経験頼みで、若手への引き継ぎが難しい
  • 農薬散布のコストと環境負荷を最小化したいが指標がない

解決クロップナビでできること

  • 圃場に直接設置、現地の気温・降水量・日照・風速をすべて実測
  • 葉濡れセンサで濡れ時間を直接検知(推定ではない)
  • BLASTAMロジックに実測値を投入し、感染条件を高精度に判定
  • データの蓄積で、防除判断の根拠を「数値」で残せる
  • 無駄な散布を減らし、コストと環境負荷の最適化に貢献

ABOUT BLASTAM

BLASTAM理論と、クロップナビの違い

BLASTAMはアメダスデータから葉濡れ時間を推定するモデル。クロップナビはその推定部分を「現地センサによる実測」に置き換え、判定の質を高めます。

従来:BLASTAM単体

アメダスデータから推定

降水量・日照時間・風速から葉濡れ時間を計算式で推定し、気温と組み合わせて感染条件を判定。

  • 葉濡れは推定値(実測ではない)
  • 観測点が遠い圃場では精度が低下
  • 標高差・地形による微気象を反映しにくい
  • 長野県内のアメダスは27地点のみ
クロップナビ

圃場の実測値で判定

葉濡れセンサで濡れを直接検知し、現地の気温と組み合わせて感染条件を判定。観測点は「自分の圃場」。

  • 葉濡れは現地の実測値
  • 圃場ピンポイントの気象データ
  • 中山間地・標高差にも正確に対応
  • 蓄積したデータは経営資産として残る

HOW IT WORKS

予察と防除アラームの仕組み

センサで実測→内部で判定→アラーム表示/メール送信、という流れで、毎日の防除判断を自動化します。

圃場に設置

葉濡れセンサ・温度計・雨量計・百葉箱を作物のすぐ近くに設置します。

センサで実測

葉濡れ・気温・降水量・日射などを10分〜60分間隔で測定し続けます。

内部で判定

BLASTAMロジックを基盤に、実測値で感染条件を判定。生育予測も可能。

結果を表示

本体タッチパネル/WEB画面/メールで防除アラームと数値を確認。

適期に防除

感染条件成立を確認したタイミングで防除。空振り散布の削減に。

USE CASES

予察データの活用シーン

クロップナビを使用した病害予察

稲作いもち病の予察

圃場で数カ月〜数年の気象観測を行い、実際の発生条件を割り出して防除アラームに反映できます。

防除アラーム表示例

防除アラームの可視化

気温・降水量のグラフと感染条件成立タイミングを画面で確認。経験を数値で裏付けられます。

果樹の病害予測

果樹の病害発生予測

気温・湿度・土壌水分・風力・陽光から病害条件を判定。果樹特有のリスクにも対応します。

野菜の収穫期予測

野菜の病害・収穫期予測

野菜畑の気温・湿度・土壌・陽光から、適切な防除と収穫タイミングを判定。品質確保に役立ちます。

VALUE

精度を上げると、何が変わるか

空振り防除の削減

感染条件成立を実測で判定するため、不要な散布を減らせます。農薬コストと環境負荷の最適化に直結。

収量・品質の安定化

適期防除で病害被害を抑制。圃場ごとのデータが蓄積され、年ごとの経営判断にも活かせます。

経験の見える化

ベテランの「カン」を数値データに置き換え、若手・後継者への引き継ぎや、JA・集落単位の共有が可能に。

OTHER TOPICS

クロップナビのほかの特長

適期防除を「数値」で判断する仕組み、始めませんか?

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予察を深掘りする関連資料

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