1999年07月07日
【終売】隔電源管理装置(電流モニタ付)ASZ-R1229 を開発しました
商品紹介
遠隔よりAC100Vを使った機器の電源をON/OFFできる
遠隔電源管理装置(ASZ-R1229) を開発しました。
特長・製品写真
無人のサーバー室やSOHOに設置されたルータ・モデム・HUBなどの電源を、 LAN/WANを介した遠隔地のパソコンから制御することができます。
ACアダプタ用に全てのチャネルにコンセントを引き出しています。
仕様
システム構成図
動作概要
・単純出力機能:チャネル1~4を使用します。
外部(例:パソコン)から、当機に接続された機器の電源をON/OFFすることができます。
・電流モニタ機能:外部(例:パソコン)から、当機に接続された機器の電流をモニタすることができます。
内部シーケンサのアドレスと値の一覧表
(0でオン、1でオフ) |
(mA) |
|
---|---|---|
1 | 1010 | DM200 |
2 | 1020 | DM201 |
3 | 1030 | DM202 |
4 | 1040 | DM203 |
パソコン側(クライアント・ソケットに設定)から、
ASZ-R1229(A)(サーバ・ソケットに設定)へ接続する手順
1. Lanボードとの接続 |
TcpClient. Connect |
ClientSocket1. Active:=True |
Lanアダプタ TA-B40 取扱説明書参照 |
2. シーケンサとの接続開始 |
TcpClient. SendData “CR” & Chr$(13) & Chr$(10) |
ClientSocket1. Socket.Sendtext ‘CR’ + #13 + #10 |
キーエンスKVシリーズ リファレンスマニュアル参照 |
3. シーケンサにコマンド送出 |
TcpClient. SendData RS1010″ & Chr$(13) & Chr$(10) |
ClientSocket1. Socket.Sendtext ‘RS 1010’ + #13 + #10 |
キーエンスKVシリーズ リファレンスマニュアル参照 |
4. シーケンサとの接続終了 |
TcpClient. SendData “CQ” & Chr$(13) & Chr$(10) |
ClientSocket1 Socket.Sendtext ‘CQ’ + #13 + #10 |
キーエンスKVシリーズ リファレンスマニュアル参照 |
5. Lanボードとの切断 |
TcpClient. Close |
ClientSocket1. Close |
LanアダプタTA-B40 取扱説明書参照 |
接点出力機能の使用開始までの流れ 例:チャネル1に出力
1. Lanアダプタの初期設定 |
自IPアドレスと ポート番号・デフォルトゲートウエイ・サブネットマスクを設定する。 (Lanアダプタ TA-B40 セットアップマニュアル参照) |
---|---|
2. Lanアダプタの起動 |
モード1(ソケットサーバ実行)で起動する。 (Lanアダプタ TA-B40 取扱説明書参照) |
3. チャネル1をONする |
1.パソコン側をクライアントソケットにする。 2.LanボードにConnect 3.CR [CR][LF] を送信。 4.RS 1010 [CR][LF] を送信。 5.CQ [CR][LF] を送信。 6.Lanボードと切断 |
4. チャネル1をOFFする |
1.パソコン側をクライアントソケットにする。 2.LanボードにConnect 3.CR [CR][LF] を送信。 4.ST 1010 [CR][LF] を送信。 5.CQ [CR][LF] を送信。 6.Lanボードと切断。 |
電流モニタの方法
(例) チャネル1の電流を読む。 |
1.パソコン側をクライアントソケットにする。 2.LanボードにConnect 3.CR [CR][LF] を送信。 4.RD DM200 [CR][LF] を送信。 5.”00133″ が返ってきたら、133mA を示している。 6.CQ [CR][LF] を送信。 7.Lanボードと切断 |
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回路図
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付属メンテナンス・プログラム(ソース付き) こちらから→ |
製品寸法図
製品価格
平成11年8月上旬から販売開始
基本料金 8万円 + 1万円/1チャネル