実績紹介TRACK RECORD

2018年08月01日

【クロップナビ】お客様の声 大町市でご利用の方

クロップナビ

大町市で実際に「たけだくん」を使っていらっしゃる方に、お話をお伺いしました。
※たけだくんは、いもち病予察装置であり、クロップナビはいもち病予察と、作物生育予測機能を搭載した装置です。

Q. 「たけだくん」で測定したデータはどのような使い方をしていますか?
初年度は、長野気象台のアメダス観測点(大町市)から出される「いもち病発生予測」と「たけだくん」の予測値の違いをみます。

Q. 大町市として、減農薬、無農薬への取り組み方はどのようにされていますか?
現在長野県単独の補助事業で、水稲における使用農薬成分数を長野県の平均成分数12成分を、半分の6成分以下にするという事業に、管内の2農業生産組織が取り組んでいます。
水田の小規模な気象条件の違いにより、「いもち病」の出やすい水田と出がたい水田が存在しますが、この事業を推進するには、いもち病の出がたい水田を選定するべきであります。
したがって「たけだくん」を使用して、より良い条件の水田を選定して、いもち病の防除薬剤の使用回数の減少をはかります。
設置場所(大町市大原)は事業対象農家の「ライスファーム野口」の近所です。

Q. これを利用される(必要な)人はどのような地区(たんぼの特長など)なのでしょうか?
いもち病は発生予察に基づく防除が必要です。
従って「たけだくん」を管内の要所に設置することで、よりきめ細かい予察と防除が可能になります。
発生好適条件が出た場合、農家に防除の推進を速やかにはかることができると期待しています。

Q. 装置を利用している地区で、他の地区と比べて、出したい特徴等(差別化など)はありますか?
「たけだくん」を白馬村のいもち常発水田に設置して、「アメダス観測地点」との差をみます。
麦の赤かび病についても、本年度「たけだくん」を設置して、その結果に基づき、効率的に発生の有無を調査することができました。
具体的な内容:5月19、20日の降雨時に、開花期となった小麦が「赤かび病」の発生の可能性があると「たけだくん」により予察できたため、該当する場所を重点的に調査することが可能となりました。
今後は小麦でも使用していきたいと考えています。

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