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2026年06月09日

スマートビルのセンサOEM|ビル内外を雨・雪・CO2を一体でセンサ監視して制御!アスザック株式会社

CO2センサ

スマートビルの価値は、建物の状態をセンサで可視化し、空調・換気・設備の制御や保全に活かせる点にあります。その中で見落とされがちなのが、屋外の「雨・雪」と室内の「空気質(CO2)」という、環境にまつわる監視です。これらをまとめて押さえることで、ビルの安全性・快適性・省エネを一段引き上げられます。

この記事では、アスザックP&D事業部の夜露非検知のヒータ付雨センサ「AKI-1805」、雪センサ、CO2センサを組み合わせ、スマートビルの環境監視を自社システムにOEMで組み込む方法をご紹介します。

屋外と室内を3つのセンサでカバーする

雨センサ・雪センサ・CO2センサでスマートビルの屋外環境と室内空気質を監視する全体図
屋外の雨・雪と室内のCO2を3つのセンサでカバーし、一つの監視へ集約する。

スマートビルで監視したい環境要素を、屋外と室内に分けて整理すると、次のように対応できます。

  • 屋外の降雨は、ヒータ付の雨センサ。換気窓を閉じる、屋上設備を保護するなどの制御につながる。
  • 屋外の積雪・着雪は、雪センサ。融雪装置や排水ポンプの制御、着雪防止に使える。
  • 室内の空気質は、CO2センサ。換気や空調の制御、室内環境の見える化に使える。

これらはいずれもシーケンサ・PLCやロガーに接続でき、ビルの監視システムへ取り込みやすいのが共通点です。バラバラに導入するのではなく、自社システムに合わせて一体で組み込むことで、運用も保守もシンプルになります。

夜露を誤検知しない雨センサ AKI-1805とは

ヒータ付の雨センサ AKI-1805。屋外常設の降雨検知に最適。

屋外に雨センサを設置するとき、最大の悩みが「夜露や結露による誤検知」です。雨が降っていないのにセンサ面が濡れて反応すると、換気窓が無駄に閉じたり、制御が誤作動したりします。AKI-1805は、センサ面をヒータで温めることで湿度・結露の影響を受けにくくし、夜露をキャンセルします。ヒータにより、濡れたあとの乾き上がりが早いのも利点です。

スマートビルの屋外監視におすすめの特長をまとめると、次のとおりです。

  • くし形電極センサーと駆動回路が一体化し、周辺回路を作らずに使える。出力はオープンコレクタで、シーケンサ・PLCやリレー駆動に便利。
  • 駆動回路は樹脂ケースにモールドされ、屋外など厳しい環境に耐える。屋外曝露試験では5年経過後も動作良の結果。
  • 基材はガラスエポキシ(耐久目安3年)・テフロン(5年)・セラミックス(10年)から選べ、設置環境に応じて耐久性を選定できる。
  • 実際に、住宅・ビルのルーバ窓の自動開閉や排煙自動開閉装置の制御に使われている。

なお、夜露そのものを検知したい用途(葉濡れ監視など)には、夜露検知型のAKI-1801/1802もあり、目的に応じて選び分けられます。スマートビルの「降雨で制御する」用途では、誤検知を抑えたいので AKI-1805 が適しています。

雪センサとは

雨と雪を判別し、氷点下でも動作する雪センサ。

積雪地のビルでは、屋根や屋上の融雪、排水、着雪対策が運用課題になります。雪センサは、水分検知と温度センサを組み合わせ、「雨」出力と、設定温度(2℃または4℃)以下で水分を検知したときの「雪」出力の2つを出します。設定温度以下ではヒータが作動し、氷点下でもセンサ面が氷結しません。

  • 強力なヒータを内蔵し、大雪時の雪だまり(カマクラ現象)を起こしにくい。ヒータは必要時だけONして経済的。
  • 出力はオープンコレクタで、シーケンサ・PLC接続に便利。屋外仕様のケーブルとアルミ鋳物ケースを採用。
  • 屋根・道路融雪装置の自動制御、降雨降雪の排水ポンプ制御、住宅・ビルのルーバー窓の自動開閉などに使われている。

雨センサと雪センサを併用すれば、ビル屋上の「雨」と「雪」の両方に対応した制御・監視を、同じ系統で構築できます。

CO2センサとは

室内の空気質を測るCO2センサ。換気・空調制御に活かせる。

スマートビルの快適性・省エネに直結するのが、室内の空気質です。CO2センサは、CO2濃度を測定し、ロガーやシーケンサ・PLCに直接接続できます。換気の過不足を見える化し、空調・換気の制御に活かせます。

  • 測定範囲は300~5000ppm、アナログ出力でロガーやPLCに直結できる。
  • 空調機器の監視・制御、室内空気汚染度の監視に使える。
  • 屋外でも、通風型のプラBOXやミニ百葉箱に入れることで設置可能。

屋外の水・雪監視に加えて室内の空気質を押さえることで、ビルの環境監視を「外」と「中」の両面でカバーできます。

OEMで「自社システムに合わせて」組み込む

これら3つのセンサは、いずれも単体でご利用いただけますが、スマートビルに組み込むうえで本当にメリットがあるのは「自社の監視システムや制御盤に合わせた形」で導入できることです。アスザックP&D事業部は、センサの供給にとどまらず、電子回路・プログラム設計からWEBでのデータ管理、制御装置のOEMまでワンストップで請け負っています。

  • 出力形式や検知ロジックを、自社の監視システム・制御盤に合わせた状態で供給を受けられる。
  • 雨・雪・CO2を一つの監視に集約する制御装置を、OEMでまとめて開発できる。
  • 取得データのWEB管理まで対応でき、遠隔監視やアラートの仕組みを縦に一本でそろえられる。
  • 1個からでも加工・発送に対応するため、試作から量産・横展開まで同じ体制で進められる。

「ビルのこの環境を検知して、この制御につなぎたい」という要件段階から相談でき、設計・試作から量産まで一貫して任せられるのが強みです。

まとめ

スマートビルの環境監視は、屋外の雨・雪と室内のCO2を押さえることで、安全性・快適性・省エネを同時に高められます。屋外の降雨には夜露を誤検知しないヒータ付の雨センサAKI-1805、積雪対応の雪センサ、室内空気質のCO2センサを組み合わせ、これらを自社システムに合わせてOEMで一体に組み込む。設計から量産、データ管理まで一貫対応できるアスザックP&D事業部が、その実現をお手伝いします。

スマートビルへのセンサ組み込み・OEMをご検討の方へ

雨センサ、雪センサ・CO2センサを組み合わせ、貴社の監視システムや制御盤に合わせたOEM部品・制御装置として設計・ご提供します。設計・試作から量産、WEBでのデータ管理まで一貫してお引き受けします。

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